暮らすように旅をする

沖縄に移住した私が感じたことや体験したことを気まぐれに綴ってゆきます。

寂しさ

 

こんばんは。SAKIです。

 

あやちゃんとの沖縄旅も楽しく終えて日常に戻ったら、色んなことを実感。

やっぱり沖縄に住んでいる日常が、どれだけ幸せでいるかがわかった。だんだん慣れてきて当たり前になっていた日常。常に感謝はしてるけど、今はとても幸せだと強く感じた。

 

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今日は寂しさについて。

 

 

 

 

父が亡くなった時の私は寂しさを感じたくなくて、自分の感情から離れたし、違うことをしたり考えたり、ポジティブになれば忘れられると思い込んでいた。

 

 

そんな気持ちとは裏腹に日に日に増していく寂しさ。悲しみや怒り。後悔。自分を責める気持ち。

そういったものがどんどん増えていった。

 

 

 

いつもいた父が目の前にいないことが、すごく寂しかった。

 

 

 

 

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パリで1人暮らしを始めた頃は英語が今よりも話せず、フランス語も話せずで、自分に自信が持てなかった。

 

憧れのパリに住んでいるはずなのに、知り合いや友達がいない、1人でいる状況が孤独に思えたし、父が亡くなったショックやもうこの目で見ることができないという事実をやっぱり受け入れられなかった。

 

市場で食材を買い込み、数日間はずっと家に引きこもっていた。

 

 

 

YUKIちゃんの曲を聴いて癒されたり、サッカーのサポーターだった私は当時大ファンの選手のブログを読んで励まされていた。

 

 

 

 

しばらく経った頃、ウジウジしてないで外に出なきゃ!せっかくパリに暮らしてるのにこんなんじゃもったいないし何も変わらない!って自分を鼓舞して、外に出た。

 

 

 

向かった先は近所にあった自然派料理のお店。

確かパリの雑貨屋さんってタイトルのムック本の中で、パリの女性アーティスト2人組のお気に入りとして紹介されていたり、日本人女性著者のパリの街案内みたいなタイトルの本にのっていたりとちょこちょこと見かけていたお店。

 

お店に入ると植物が飾ってあって、木のテーブルやイス、ナチュラルな雰囲気と可愛らしい店員さん達にさっそく癒された。

店員さんはほとんどみんな英語が話せたし、日本人が1人で来店することが珍しかったみたいで、色々と話をしてくれた。

 

食事の終わり際に、今夜スタッフのお別れパーティーがあるから来ない?と誘ってくれて、心から嬉しかった。やっぱり外に出て良かった〜!と思った。

 

その夜、パーティーのためにまたお店に向かった。

彼らは私と同世代で、主役の男の子スタッフよりも私の方が色んな質問をされて、なんだかごめんと思いながらみんなと話をした。

少し時間が経った頃、日本語が話せるクロエが登場。

クロエは早口で日本語を話すし、時々間違えるから聞き取るのが難しかった。でも、クロエのおかげでパリのビストロに行けたり、ダンスをしに行ったり、クロエのアパートに遊びに行ったりできて楽しかった。

 

 

神様はちゃんとネガティブな感情を感じたあとに行動をすると、出逢いを用意してくれている。

どんなに嫌に思える出来事があったとしても、やっぱり行動することはすごく大切だと思った。

 

 

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あやちゃんとの沖縄旅。

彼女も神様のはからいで出逢えた1人なのだけど、あやちゃんが帰ることが寂しくて寂しくて。

 


彼女からのメッセージ。

 

 

 

さきちゃんは、元気の裏に、さみしさが見え隠れしてるよ。

昨日の夜、ご飯食べて帰るときも、サクッと帰ろうとしてたけど、さみしいんだろうな~って思ってたよ。

でも、さみしさを見せないところも可愛いなって私は思ってたよ。

さみしいは自分で感じてもいいし、人に伝えても大丈夫だよ。

 

 

 

こうやって言ってくれて、自分以上に私を知っていてくれて、愛をくれる人がいてくれること、今ある幸せをちゃんと感じて、女性として強く美しく生きていこうと思う。